Ubuntu 12.04LTSでのRuby環境構築
自己紹介にPerlという文字列を入れておきながら、新年最初の記事がRubyの導入であることに我ながら流石に何だかなと思う。
閑話休題、VirtualBox上のUbuntu 12.04LTSへのRuby環境の導入について書いておく。もちろん、Ubuntuには既定でRubyはインストールされて居るけれども、バージョンが1.9.1と古いものあるからRVMを利用して新しいバージョンを導入したい。基本的な手順としては、
- http://blog.kondoyoshiyuki.com/2013/01/15/install-ruby-on-rails-on-ubuntu-12-04lts/
- http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1402/27/news042.html
を参考にして導入した。備忘録がてらコマンドだけをつらつらと書いていく。
RVMの導入
$ curl -L https://get.rvm.io | bash -s stable
ここで筆者の環境では公開鍵がないと警告が出て失敗したので、エラーメッセージに従って公開鍵を取得した。
$ curl -sSL https://rvm.io/mpapis.asc | gpg --import -
公開鍵の取得後、先程のcURLの導入コマンドを再実行する。そして、rvmを有効化せしめるために下記コマンドを実行する。
$ source $HOME/.rvm/scripts/rvm
正常にrvmが導入されたのなら、以下のコマンドでrvmを通じて導入できるRubyのバージョンが示される。
$ rvm list known
Rubyの導入
今回は2.1.0系列の最終版たる2.1.5を入れよう。
$ rvm install ruby-2.1.5 --default
必要なパッケージもまとめてインストールされるが、時間が少し掛かることに注意する。インストール終了後、以下のコマンドのうち何れかで現在のRubyバージョンを確認できる。
$ ruby -v
$ which ruby
指定したバージョンが表示されたら、正常にインストールされて居る。
rvmの管理下に置かれて居るRubyの確認は以下の通り。
$ rvm list
Rubyのバージョン切替は次の様になる。
$ rvm use [version]
大体この様なものであろうか。後日、Railsの導入の備忘録も書いておきたい。